2015年02月20日

たばこ病COPDから肺を守る4つの食品、「野菜」「全粒穀物」「ナッツ」「魚の油」

たばこ病COPDから肺を守る4つの食品、「野菜」「全粒穀物」「ナッツ」「魚の油」
避けたいのは肉やソフトドリンク、喫煙の有無によらない

http://www.mededge.jp/a/resp/8782

2015年2月15日 4:00 PM
 「野菜」「全粒穀物」「ナッツ」「魚の油」

 もしたばこが手放せない生活を送っているとしたら、今日からこの4つを意識して食べるといいようだ。

 フランスと米国での研究結果が判明し、有力な医学誌でこのたび発表された。

たばこ病とは?

 フランスの研究者と米国ハーバード大学の研究グループが、国際的に権威のある医学総合誌BMJの2015年2月3日号で報告したものだ。

 なぜ4つの食品を取りたいかといえば、いわゆる「たばこ病」を防ぐことができるからだ。

 慢性閉塞性肺疾患(まんせいへいそくせいはいしっかん、COPD)は、空気の通り道が狭くなって体全体に酸素が行きわたりにくくなる病気だ。専門的には、「肺気腫(はいきしゅ)」や「気管支炎(きかんしえん)」などが含まれる。

 世界中では、死亡原因の3位になっているほどで重要な病気と言える。COPDの最大のリスク要因はたばこで、7割は喫煙者で3割は非喫煙者となっている。

 今回、研究グループは、2つの研究に参加した人に対して、健康な食生活でたばこ病を防ぐ効果があるかを調べた。

食生活は関係ある?

 米国の「看護師健康調査(1984〜2000年)」と「医療専門家追跡調査(1986〜1998)」の登録者の合計12万人以上から、1984〜2000年にCOPDと診断された890人を対象に調べている。女性は723人、男性は167人。

 健康的な食生活の指標である「AHEI-2010」のスコアとの関連を分析している。AHEI-2010のスコアは11の要素から成り立っている。スコアが高くなるのは「野菜」「全粒の穀類」「ナッツ類」のほか、魚の油に含まれる「ポリ不飽和脂肪酸」「長鎖オメガ3脂肪酸」などの摂取。これが要するに4つの食品だ。

 スコアを下げるのは、アルコール、赤身肉、加工肉、精製穀類、砂糖の入った飲料、砂糖入りのソフトドリンクとなる。

肺の慢性病の予防

 結果として、AHEI-2010の点数で分けると、最も健康的な食事をしていると判断できた人は、最も不健康な食事をしていると判断できた人に比べてCOPDのリスクは平均して3分の1近く低くなっていた。

 非喫煙者、喫煙者、禁煙者についても同じ傾向が見られた。男女差は無かった。

 同じ呼吸器の病気であるぜんそくについての関係を見たところ、AHEI-2010のスコアとは関係が無かった。

 慢性の肺の病気にかからないようにするためには、健康的な食事習慣が重要であることを示すものだと、研究グループは強調している。

 今回の研究はたばこを吸うか吸わないかによらない結果、誰しも4つの食品は気にするとよいのだろう。



文献情報

Varraso R et al.Alternate Healthy Eating Index 2010 and risk of chronic obstructive pulmonary disease among US women and men: prospective study. BMJ.2015;350:h286.

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25662012





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2014年10月31日

寝たきり原因1位「脳卒中」 藤田保健衛生大学・八谷寛教授に聞く

寝たきり原因1位「脳卒中」 藤田保健衛生大学・八谷寛教授に聞く
http://www.sankei.com/life/news/141028/lif1410280020-n1.html

 ■発症確率を知り生活習慣改善を

 高齢化が進む中、介護を受けたり、寝たきりにならずに「健康寿命」を全うしたいと願う人は多い。寝たきりになる原因の第1位は脳卒中。その名前はよく耳にするが、どのような病気なのだろうか。藤田保健衛生大学の八谷寛教授に脳卒中の基本について話してもらった。

原因は高血圧

 脳卒中には大きく分けて、脳の血管が詰まるものと、脳の血管が破裂するものの2種類があります。詰まる系では「脳梗塞」があり、破裂系では「脳内出血」と「くも膜下出血」があります。

 くも膜下出血は脳の血管にできた動脈瘤(りゅう)が破裂するもの。くも膜という膜の下で出血するので、くも膜下出血と呼んでいます。脳内出血というのは、脳の小さな血管が破れて出血する病気です。

 脳梗塞には脳の細かい血管が詰まる「ラクナ梗塞」、比較的太い血管が詰まる「皮質枝系脳梗塞」、体の別の場所でできた血栓が脳の血管を詰まらせる「脳塞栓(そくせん)」があります。

 いずれも脳の血管の病気で、症状が似ていることから一括して脳卒中と呼ばれています。

 くも膜下出血は動脈瘤ができることが原因なのですが、なぜできるのかはよく分かっていません。男性よりも女性に多くみられます。脳内出血とラクナ梗塞は脳の細かい血管が傷むために起きますが、原因として一番はっきりしているのは高血圧です。そのほか、糖尿病、たばこも原因になります。

 太い血管が詰まる原因には、高血圧、糖尿病、たばこに加えてコレステロールが高いということも関係してきます。脳塞栓の一番の原因は心房細動という心臓の病気です。心房細動は加齢によって起こるという研究もあります。

予防可能?

 高血圧や糖尿病などは生活習慣病と呼ばれています。生活習慣病は「発症や進行に生活習慣が関与している病気」と定義されているように、生活習慣によって一部はコントロール可能なものです。

 例えば、高血圧は塩分の取りすぎや、野菜や果物の不足などが引き起こす傾向があるとされています。

 生活習慣病などが脳卒中発症に与える影響を分かりやすく計算できるように、約1万5千人を約14年間追跡調査し、10年間の脳卒中発症確率の予測モデルをつくりました。結果をみて生活習慣の改善に役立ててもらえればと思います。

 70歳以上の人と40歳未満の人は調査対象でなかったので、含まれていません。自分に近い年齢を使ってみてください。また、降圧薬(血圧を下げる薬)を服用している人の点数が高いですが、治療が無駄というわけでありません。(『終活読本ソナエ』2014年秋号に詳細を掲載)

                   


 ■脳卒中予防5カ条

 1 たばこを吸わない。他人のたばこの煙をできるだけ避ける

 2 飲むなら節度ある飲酒をする(1日あたり日本酒なら1合、ビールなら大瓶1本、ワインならボトル3分の1程度)

 3 バランスのよい食事をする(食塩は1日あたり男性9グラム、女性7.5グラム未満に)

 4 日常生活を活動的に

 5 体重を適正な範囲に



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2014年03月23日

〈日本語の話せるタイ人医師〉 タイと日本、がんに違いは?

〈日本語の話せるタイ人医師〉 タイと日本、がんに違いは?
2014年2月28日(金) 00時04分
http://www.newsclip.be/article/2014/02/28/20933.html

Thiravud Khuhaprema, M.D., FRCST., FICS., Visiting Professor
Acting Hospital Director, Wattanasoth Hospital
東京医科歯科大学客員教授
ワタノソットがん病院院長代行

日本とのネットワークを駆使、在タイ日本人のがん予防に尽力

プロフィール:

 1953年パトゥムタニ県生まれ、バンコク育ち。名門トリアムウドムスクサー校卒。日本文部省の奨学金制度で東京医科歯科大学医学部に留学、日本で医師免許を取得し、消化器外科医として臨床経験を積む。帰国後はタイ国立がんセンターに勤務、2003年から2013年まで所長を務める。2014年1月よりワタノソットがん病院の院長代行。タイと日本の医療のかけはしとなるべく活動、阪神大震災ではタイ政府の医療チームの一員として現地に2週間派遣された。

がん発生は環境70%、遺伝30%

――タイと日本を比較して、がんの発生や種類に違いはありますか?

 がんの発生は環境と遺伝に左右されます。その割合は70:30で、環境はさらに食生活30%、喫煙30%などと分かれていきます。タイでは全国的に肝臓がんが多くみられますが、東北地方では胆管がんの割り合いが高めです。ニトロちっ素化合物を含有する淡水魚などを調理した郷土料理が多いためで、食生活による違いの一例です。最近では、ヒトパピローマウイルス(HPV)による子宮頸がんなど、感染症によるがん発生も知られるようになりました。

 日本ではご存知のとおり胃がんが最多ですが、これも塩分の取り過ぎという食生活が理由の1つです。ほかピロリ菌感染も原因です。日本に住んでいたころ訪問先でコーヒーをいただいたことがありますが、一緒に出てきたのが漬け物でした。最近は摂取が少なくなってきているようですが、それでも多いといえます。

 日本では肺がんも目立ちます。原因としてまず喫煙が思い浮かぶでしょうが、タバコは肺がん以外に喉頭がん、食道がん、子宮がんの原因にもなります。

 このように、がん発生の原因はとかく食生活やライフスタイルによって変わってきます。例えば米国に暮らす日本人の方々は、胃がんよりはむしろ大腸がんにかかりやすいといえます。欧米人のように牛や豚などの赤肉の食事が増えるのが理由です。タイ人の死因の筆頭は、1999年にそれまで最多だった交通事故を抜き、今やがんと心臓病です。 

医者任せではいけない「がん予防」

――予防や対策はどのようなものがあるのでしょうか?

 昨年まで所長を務めていたタイ国立がんセンターでは、公衆衛生の確立、医療技術の引き上げ、法整備などに取り組んできました。ワタノソットがん病院はタイ初のがん専門私立病院として、最先端の予防と治療の提案を行っていきます。
 日本対がん協会の「がんを防ぐ12か条」のように、 タイ国立がんセンターでも「5 Do 5 Don’t」を提唱しています。

5 Do 1):運動する(簡単な運動から始める) 2):充実した生活を送る 3):野菜や果物を食べる 4):バランスの良い食事を心がける 5):定期的に健康診断を受ける

5 Don’t 1):タバコを吸わない 2):異性との不健全な交際をしない 3):お酒を飲み過ぎない 4):日光に当たりすぎない 5):淡水魚を生で食べない

です。運動、食事、タバコ、飲酒、日光など、日本の12か条と同様です。

 予防は第1次から第3次に分かれ、第1次予防は上記の「5 Do 5 Don’t」のように文字どおり予防です。第2次予防はがんの「早期発見」。何となく気になるという程度の不調や変調でも、がんにつながる可能性は否定できません。性別、年齢、民族によって注意にすべき事項や時期が異なります。そして第3次予防は「速やかな治療」です。症状を悪化させない治療も、予防の1つです。

 がん予防は医者任せではいけません。第1次から第3次まで、最も大切なのは個人個人の意識の向上です。例えばアンチ・エイジングなど、多くの人が率先して取り組んでいます。がんもアンチ・キャンサーとして積極的な取り組みが必要です。「健康は売っていない」という格言がタイにはあります。病院は病気を予防して治すところであり、患者が健康を買うところではないのです。

日本の関係機関との提携、最先端技術の導入

――タイの病院も日本人が安心して受診できる設備を整えているのでしょうか?

 ワタノソットがん病院では、日本人が安心してがん予防、そして治療を受けられる環境作りを行っています。私は、日本人とタイ人の食生活やライフスタイルの違いを考慮して、日本人に適した予防や治療を推奨しています。将来的には、日本人向けのがんに関する市民講座を行ったり、がん検診の相談を受け付けられるようにして、予防に努めたいと思います。治療については、定位放射線治療や内視鏡術をはじめ、身体への影響を最低限に抑える「低侵襲性手術」を施行しています。

 当院での治療にとどまらず、日本に帰国した後もがん治療を続ける患者さんからの相談にも応じています。日本での経験、日本とのネットワークを駆使した活動に力を入れています。

 がん治療に関しては、日本に学ぶ面がまだまだあります。例えば、日本の医療機関と提携し、「重粒子線治療」などの技術を学んでいます。今後も関係機関と連携し、最先端の技術の導入に努力していきます。

Bangkok Hospital
住所:2 Soi Soonvijai 7, New Petchburi Road, Bangkapi, Huay Khwang, Bangkok 10310
電話:0-2310-3257 (Japan Medical Service 7時―20時) ファクス:0-2755-1261
Eメール:jpn@bangkokhospital.com (平日のみ) ウェブサイト:www.bangkokhospital.com









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2010年08月20日

ニコチンを含む電子タバコへの注意を呼び掛け 都道府県には販売業者などへの監視指導の徹底を依頼

平成22年8月18日
医薬食品局監視指導・麻薬対策課
危害情報管理専門官 齋藤 充生(2784)
薬事監視第一係長 大井 恒宏(2767)
(代表電話) 03(5253)1111
(直通電話) 03(3595)2436
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000lv0j.html

報道関係者各位



ニコチンを含む電子タバコへの注意を呼び掛け 都道府県には販売業者などへの監視指導の徹底を依頼


 本日、独立行政法人国民生活センターから「国内で販売されている電子タバコの一部からニコチンが検出された」との発表がありました。ニコチンは医薬品成分で、長期間・繰り返し使用すると吐き気や嘔吐などの副作用を引き起こす恐れがあります。
このため厚生労働省は同日、消費者に注意を呼びかけるメッセージをホームページに掲載(別紙1)するとともに、都道府県に対し、薬事法に基づき販売者などの監視指導を徹底するよう依頼しました(別紙2)。



 電子タバコは、カートリッジに入った液体を電気的に霧状にして吸引する、一般的には紙巻きタバコに似せて作られた製品で、国内ではその多くが「ニコチンを含まない」ことを表示して販売されています。ニコチンが含まれる場合は、基本的に、薬事法による承認(有効性や安全性などの確認)を受ける必要がありますが、国内で承認された製品はありません。
 電子タバコへの薬事法適用の考え方については、消費者庁より資料提出の依頼があり、厚生労働省として、これに協力していくこととしています。

【消費者への注意喚起】
・国内で販売されている電子タバコの一部に、「ニコチンを含まない」と表示しながら実際にはニコチンが含まれる製品があることが分かりました。ニコチンが含まれるという認識のないまま長期間・繰り返し使用すると、副作用や依存性が現れたり、妊婦などハイリスクの人に影響を及ぼす恐れがあります。ご注意ください。
・個人輸入された電子タバコでニコチンを含む製品にも、有害な物質が含まれている事例が報告されています。安易な使用は避けてください。

【都道府県への依頼】
薬事法に基づいて販売者などの監視指導を行い、医薬品に該当すると確認できた場合は、販売中止や回収などの指導を行うよう依頼しました。

◦別紙1(PDF:114KB)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000lv0j-img/2r9852000000lv20.pdf

◦別紙2(PDF:114KB)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000lv0j-img/2r9852000000lvo4.pdf


http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000lv0j.html


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