2014年02月21日

IARC 世界がんレポート2014を発行 治療によるがん対策の限界

IARC 世界がんレポート2014を発行 治療によるがん対策の限界

http://www.qlifepro.com/news/20140216/who-see-world-cancer-report-2014-edition-in-the-prevention-and-early-detection-to-save-the-world.html

予防、早期発見が重要性を強調

世界保健機関(WHO)の外部組織である国際がん研究機関(IARC:International Agency for Research on Cancer)は2月3日、世界がんレポート2014を発行した。2月4日の世界対がんデーを前に、40カ国以上、250人以上の科学者によってまとめられている。

治療費は年間1兆ドル超

2012年時点で年間約1,400万件の新規症例があり、今後20年の間に2,200万件まで増加する見通しだという。また、治療費は1兆ドルを超え、発展途上国はもちろんのこと、先進国においても経済的に大きな損失を与えている。

医療費を抑えるためには、予防が重要となる。例えば、B型肝炎やヒトパピローマウイルスなどへのワクチン接種は効果的だという。たばこの害を啓蒙すること、肥満を避けるようにすることで、そのリスクは大きく低減する。また、環境汚染が進む場所での労災を防ぐため、法的な対策も重要だとしている。

低予算かつ低技術でも行える早期発見手法の典型的な例としては、酢酸を用いた目視による子宮頸がん検診、冷却療法を用いた前立腺障害の治療がある。これらはすでにインドやコスタリカで効果を上げているという。

がん問題の解決は未だ難航

今回のレポートのレポート編集に携わったクリストファー・ワイルド博士は、「劇的ながん治療法の進歩にもかかわらず、未だ我々は、問題解決の糸口を見つけられていないことを示してる。世界規模のがん患者、そしてその治療費の増加に対処するため、予防と早期発見が必要不可欠である」としている。(渡辺亮)






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肉食だと20年後にがんになる?!(大西睦子)

肉食だと20年後にがんになる?!(大西睦子)
http://www.huffingtonpost.jp/robust-health/20_2_b_4800989.html?utm_hp_ref=japan

投稿日: 2014年02月17日 15時50分

がんを予防するには、まず禁煙、お酒は控えて、野菜をたくさん食べて、運動をして・・・などという話はよく聞きます。でも、そうした日常生活の行動1つ1つが本当にどれだけ発がんと関係があるのかは、いまいち実感できないですよね。それを検証する研究が報告されました。今日の食事が未来のカラダを作っていくのは、やはり間違いなさそうです。

国際協力団体オックスファムがこのほど発表した「ヘルシーな食事」に関する世界ランキングで、日本は対象125カ国中、米国と並ぶ21位でした。ちなみに、1位はオランダ、2位はフランスとスイス、4位は同列でオーストリア、ベルギー、デンマーク、スウェーデンで、以下も上位は欧州勢がほぼ独占しています。

この調査では、食料が十分にあるか、手頃な価格か、品質はどうか、食事による健康効果などが評価項目となりました。米国の問題は、価格は安くても肥満と糖尿病が多い点でしたが、同じく21位の日本に関しては、食品の価格が高いことが特に問題となったようです。

でも、日本の食事は価格だけが問題なのでしょうか? 食事の欧米化と病気の関係は? 気になりますよね。

米国サンフランシスコにあるSunlight, Nutrition, and Health研究所のウィリアム•グラント博士は、食事や生活習慣とがん罹患率の関係についての調査結果を、雑誌『Nutrients」に報告しました。博士は、21種類のがんの罹患率データを持つ世界157カ国(うち87カ国は質の高い死亡データを有する)について、生態学的研究 ※1を行い、これまでの観察研究※2の報告と比較しました。具体的には、研究者間でがんの重要なリスク要因として一般認識されている、喫煙、飲酒、低栄養、運動不足、ビタミンD不足等について検討しています。

William B. Grant
A Multicountry Ecological Study of Cancer Incidence Rates in 2008 with Respect to Various Risk-Modifying Factors
Nutrients 2014, 6(1), 163-189; doi:10.3390/nu6010163

今回は、この結果を皆さんと共有しながら、食事の欧米化と健康に関して考え直してみたいと思います。


【使用データ】

博士はまず、以下の2つの基準に従って、この研究に参加する国を選びました。

1)1992〜1994年における、国際連合食糧農業機関(FAO)の食品供給についてのデータがある国。この理由は、がんリスクに対する食事の影響が現れるまでには、一般に10〜30年の時間差があるからです。
2)統計学的処理のため、1992〜1994年に10万人以上の人口がある国。

結果、計157カ国が両基準を満たしました。さらに、そのうち87カ国はWHOによる分類に基づく質の高い死亡データを有しました。

解析データとしては、世界保健機関(WHO)の外部組織である国際がん研究機関(IARC)の、2008年のがん罹患率データが用いられました。国連食糧農業機関の食物供給データは、1980年までさかのぼり、様々な期間のデータが使用されました。これも、国民の食生活の変化とがん罹患率の変化の間には、10〜30年の時間差があるためです。

さらにリスクに影響を及ぼす修飾因子として、アルコール消費量、動物性脂肪の消費量、動物性食品(肉、牛乳、魚、卵等)の消費量、穀物の消費量、国内総生産(GDP)※3、平均寿命※4、太陽からの紫外線-B(UV-B)※5の照射量とビタミンD※6の産生、甘味料の消費量が考慮されています。

喫煙の影響を示す指数として、たばこの消費量が入手できない国もあり、肺がん罹患率が用いられました。肺がん罹患率や肺がんによる死亡率は、生涯にわたる喫煙によるがんへの影響を統合的に示すもので、むしろ喫煙率より良い指標になるのです。太陽からの紫外線-B(UV-B)の照射量およびビタミンD産生は、緯度から計算されました。


【結果】

●動物性食品の摂取
最も相関が強かったのは、乳がん(女性)、子宮体がん、腎臓がん、卵巣がん、膵がん、前立腺がん、精巣がん、甲状腺がんおよび多発性骨髄腫でした。原因のひとつは、動物性食品は、「インスリン様成長因子1」(insulin-like growth factor 1、IGF-1)※7というホルモンの産生を介して、体の成長ならびに腫瘍の増殖を促進するためと考えられています。IGF-1に関しては、以前のコラムもご参照ください。

また、動物性食品の消費量とがんの罹患率の変化には、約15〜25年の時間差が認められました。グラント博士はこれを説明するにあたり、例として日本の食生活と体格の変化を取り上げています。昔の日本人は一般的に欧米人よりも身長が低かったのが、若い世代は欧米人と同じくらいの高さです。日本の伝統的な食事では動物性食品は総カロリーの10%程度でしたが、食生活の欧米化に伴って総カロリーの20%程度となりました。と同時に、日本でも、欧米に多い前立腺がんや大腸がん、乳がんの罹患率が、この20〜30年に大幅に増加していることを指摘しています。

●飲酒
大腸がんのリスクに関与していました。

●動物性脂肪の摂取
興味深いことに、喫煙のみならず、動物性脂肪の摂取が肺がんのリスクと関連していました。このことは、20〜30年前の研究で、日本と米国の喫煙率は類似していたのに肺がんの罹患率は米国のほうがはるかに高かったのと一致します。近年の日本で、喫煙率は低下しているのに肺がんの罹患率が増加している理由でもあります。

●甘味料の摂取
脳腫瘍(女性)、子宮体がん、膵臓がんおよび前立腺がんの罹患率に関与していました。

●緯度
UV-BとビタミンDが多くの種類のがんリスクを減らすことが、以前から報告されています。太陽光照射の少ない高緯度諸国ほど、膀胱がん、脳腫瘍、腎臓がん、および肺がん(女性)、悪性黒色腫およびホジキンリンパ腫の罹患率が高くなる傾向が認められました。一方、逆に緯度が低いほど、子宮頚がん、口唇がん、甲状腺がんの罹患率は増加しました。ただし、低緯度地帯では感染症や住環境、調理法の問題などがあり、高緯度地帯と条件が異なることも考慮すべきでしょう。

●国内総生産(GDP)
これまでにも、がんや糖尿病などの慢性疾患のリスク増加と、1人当たりGDPの相関は報告されています。GDPの高い国でがんの罹患率が高い理由は、運動不足、加工食品消費量が多い、平均寿命が長い(次項目)、多くの化学物質による汚染、感染症のリスク低下(相対的がんリスク上昇、長寿化)などで説明できます。

●平均寿命
乳癌や大腸癌などほとんどのがんの罹患率は、平均寿命に伴う増加が認められました。ただ、平均寿命との有意な相関が見られたのは、脳腫瘍と白血病、多発性骨髄腫の3つのがんの罹患率にとどまりました。理由は明らかではありません。

なお、世界保健機関(World Health Organization, WHO)は、がん死亡の約30%はその原因を以下の5つの問題行動に求められるとしています。

・高いBMI (Body Mass Indexボディマス指数)値※8
・果物や野菜の摂取不足
・運動不足
・喫煙
・飲酒

最も重大なのは喫煙で、がんによる死亡の22%、肺がんによる死亡の71%を占めています。

やはり日々の行動や食事を考え直して、心身とも健康的な生活を心がけたいですネ!


※1...生物や人間に関する事象について、研究用の特殊な環境設定の下でなく、自然界あるいは日常環境で生活している集団を対象とし、その環境や他の生物・集団との関係や比較などを中心に研究すること。

※2...疫学研究において、自然の状態の推移を観察して疾病等の原因となる因子などを解析する研究方法。⇔介入研究。

※3...一定期間内に国内で産み出された付加価値の総額。つまり、国内で一定期間(たとえば一年間)に生産された全ての最終財・サービスの総額。

※4...その年に生まれた子供(0歳児)の平均余命、あと何年生きられるかを計算上示したもの。年齢別の推計人口と死亡率のデータを使い、各年齢ごとの死亡率を割り出し、平均的に何歳までに寿命を迎えるかを出す。(厚生労働省による日本人の平均寿命は、ある程度以上の年齢のデータについては除外して計算している。少数の超高齢の人物のデータを算入すると、その生死によって寿命の統計が大きく影響を受けてしまうため)

※5...太陽光線の由来の紫外線のうち、波長が280-315nmのもの。0.5%が大気を通過する。肌の表皮層に作用するが、色素細胞がメラニンを生成し防御反応を取るために、日焼けを起こす。皮膚がん発現のリスクを伴う。

※6...脂溶性ビタミンの一種で、血中のカルシウム(Ca2+)濃度を高める作用がある。ビタミンDが欠乏すると、カルシウム、リンの吸収が進まないことによる骨のカルシウム沈着障害が発生し、くる病、骨軟化症、骨粗鬆症が引き起こされることがある。

※7...インスリンに多構造を持つ物質で、主に肝臓で成長ホルモン(GH)による刺激の結果分泌される。人体のほとんどの細胞、特に筋肉、骨、肝臓、腎臓、神経、皮膚及び肺の細胞に影響を及ぼし、インスリン様の効果に加え、細胞成長(特に神経細胞)と発達、細胞DNA合成を調節する。

※8...身長からみた体重の割合を示す体格指数で、「体重(kg)÷身長(m)の2乗」で求められる。ただ、WHOでは25以上を「overweight」、30以上を「obese(肥満)」としているのに対し、日本肥満学会ではBMI=22の場合を標準体重としており、25以上を肥満、18.5未満を低体重としている。




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2014年02月11日

生活習慣病から「がん」発症、20年後には7割増加=WHOが警鐘鳴らす―英紙

生活習慣病から「がん」発症、20年後には7割増加=WHOが警鐘鳴らす―英紙
Record China 2月7日(金)5時30分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140207-00000002-rcdc-cn

2014年2月4日、英紙ガーディアンによれば、世界保健機関(WHO)が3日、過度な飲酒や喫煙、肥満などによる生活習慣病を原因とするがん患者が、将来的に爆発的に増加する可能性があると警告した。

4日の「世界対がんデー」に合わせ、WHOは5年ぶりに「世界がん報告書」を発表した。報告書によると、がん患者は増加の一途をたどっており、20年後には70%増加し、がん患者は年間2500万人生まれると予測されている。新たに発生するとみられる患者の半数は、予防が可能な生活習慣病に起因する。収入の高い国では喫煙や飲酒、加工肉の摂取、運動不足が原因となることが多いとされる一方、収入の低い国では子宮頸がんのような感染症のリスクが懸念されるという。

報告書の執筆者の1人であるニューサウスウェールズ大学のスチュワート教授は「がんの爆発的増加に対抗するには、予防が最も重要だ」と話し、糖分の過剰摂取をはじめとする食習慣を変える必要性を指摘している。(翻訳・編集/岡田)




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2014年01月18日

5年生存率0パーセントの医師を救った「がんに勝つ食事法」

5年生存率0パーセントの医師を救った「がんに勝つ食事法」
http://news.livedoor.com/article/detail/8439846/

女性自身 2014年01月17日07時00分
「今年3月で、がん告知から24年目を迎えます」と語るのは、ロマリンダクリニック心療内科医師で福島学院大学大学院教授の星野仁彦さん(66)。’90年3月にがん宣告、すぐさま切除手術を受けるも半年後に肝臓への転移が発覚。当時の国立がんセンターの統計によると、5年生存率は“0%”という絶望的な状況だった。にもかかわらず星野さんは今でも健在。そんな彼が、実践してきたのが『星野式ゲルソン療法』という食事療法だ。

ゲルソン療法とは、ドイツの医師であるマックス・ゲルソン博士が’30年代に考案した食事療法。塩分や脂肪を摂らず、大量の野菜ジュースを飲むことで体質改善をするもの。ゲルソン博士によると「がんは腫瘍のみではなく、それを生み出す身体の栄養代謝の乱れ」とのこと。そのため、がんにならない身体を食事によって作ることが大切と考えたのだ。

「がんは、我々の細胞が何らかの原因で傷つけられた結果、変異したもの。その際に免疫力があれば“がんの芽”を摘みとることができます。食生活を改善すれば免疫力も上がりますから、がんの再発防止になるのです。またゲルソン博士は『がんはナトリウム過多の浮腫状態にある』と述べています。つまり、大量の野菜ジュースを飲むことで、野菜からカリウムを摂り入れ、ナトリウムとのバランスを正常に戻すことを目的にしています」

しかしゲルソン療法は厳格なルールが定められ、順守するのは困難。そこで星野さんが考案したのが、本家ゲルソン療法を7割程度に緩めた『星野式ゲルソン療法』だ。著書「医者が見放したがんと闘う47の法則」(セブン&アイ出版)には次のように綴られている。

1.大量の野菜・果物ジュースや生野菜を摂取する
にんじん、季節野菜、国産レモン、りんご等のジュースを1回400ml、1日3回以上飲む
2.無塩食にする
完全無塩生活が理想だが、使用する場合は「ごくごく薄味」で
3.油脂類と動物性たんぱく質の制限
生での使用は亜麻仁油、エゴマ油。加熱する場合はオリーブ油。肉や魚類は摂取しない
4.積極的に摂取するべき食品
いも類、未精白の穀類(玄米)、豆類、新鮮な野菜と果実、堅果類(クルミ)、海藻など
5.絶対に禁止するもの
アルコール、たばこ、カフェイン、小麦、砂糖、食品添加物、精白された白米など

「まだがんになっていない人の場合は、原法の2〜3割を実践するだけでもがん予防に効果があるでしょう。にんじんジュースを一日に1回200ml以上飲むだけでもOKです!」

詳しくは
http://news.livedoor.com/article/detail/8439846/




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2012年02月04日

晩期ガンから生還した15人の食事 (膵臓・食道・胃・大腸・肺・前立腺・卵巣・乳ガン……奇跡の症例)

晩期ガンから生還した15人の食事 (膵臓・食道・胃・大腸・肺・前立腺・卵巣・乳ガン……奇跡の症例) [単行本(ソフトカバー)]



済陽高穂(三愛病院医学研究所所長・西台クリニック院長) (著)
奇跡の症例が続出している。「余命8か月」「手術は不可能」「再々発」など絶望の淵から生還した人たちが実践した食事療法を詳しく紹介。晩期・再発・転移でも、有効率は60%以上。済陽式ガンの食事療法。





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