2014年02月28日

食の洋風化による脂肪分過多や不規則時間食事 胆石の原因に

食の洋風化による脂肪分過多や不規則時間食事 胆石の原因に
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140228-00000015-pseven-life

NEWS ポストセブン 2月28日(金)16時6分配信

 肝臓で作られた胆汁が十二指腸まで流れる道が胆管で、胆のうはその途中にある風船状の平滑筋でできた臓器だ。胃に食物がない時には、胆汁は胆のうに溜まり、食物が胃に入ると神経とホルモンの指令で、胆のうから胆汁が押し出され、主に脂肪の消化吸収を助ける。

 胆汁は1日に500〜800ml作られ、胆のうには約30〜50ml溜まり濃縮される。濃縮されるうちに、胆汁の成分であるコレステロールや破壊された赤血球から遊離したビリルビンが固まり、結晶となったのが胆石だ。

 胆石ができる原因は、食事の洋風化による脂肪分の摂取過多だけでなく、不規則な食事時間や胆のうの形態(胆のう腺筋症)なども関係している。また、コレステロール値が高いと胆石ができやすい傾向がある。

 がん・感染症センター都立駒込病院肝胆膵外科の本田五郎外科医長に話を聞いた。

「胆石があっても胆のうに留まっているうちは無症状なことが多く、また発がんとの強い関係はないので、健康診断などで見つかっても症状がなければ、特別な治療は必要ありません。しかし中には胆石発作といって、胆石が胆のうの出入り口を塞いだために胆汁が出られなくなり、生汗を伴う腹痛を起こすことがあります。その状態が持続すると、急性胆のう炎になって発熱し、場合によっては黄疸などの症状が起こることもあります」

(取材・構成/岩城レイ子)

※週刊ポスト2014年3月7日号



posted by 万福ダイエット at 19:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 胆石 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月21日

1日15分は日光浴びビタミンD不足対策を

1日15分は日光浴びビタミンD不足対策を
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140221-00173602-health-life&p=1
日経ウーマンオンライン(日経ヘルス) 2月21日(金)12時34分配信

ビタミンD不足にご用心!

 あなたは、1日に何分くらい太陽の光を浴びていますか? 朝、通勤で駅まで歩く時間、取引先まで歩く時間。会社からは一歩も外に出ないで気づくと暗くなっていた、なんていうことはないでしょうか。今、紫外線の害が知られるようになって、特に美白に気を配る女性の皆さんは紫外線を避け、なるべく日光を浴びないようにしているでしょう。「絶対に好んで日なたになんか行かない!」と思う人も多いかもしれません。

 じつは、そんな女性の3分の1くらいの人はビタミンDが不足しているといわれています。ビタミンDは紫外線の刺激によって体内で合成されるのですが、美白のための紫外線対策によって、必要な刺激まで遮っているのではないかと考えられます。

 ビタミンDは体内で、丈夫な骨をつくるのに欠かせない重要な働きをしていて、不足すると、将来、骨粗鬆症(骨密度が低下して、骨折しやすくなる病気)になるリスクが高くなります。太ももの骨の付け根を骨折した患者は健康な人に比べてビタミンDの血中濃度が低く、3分の2は欠乏状態だったという報告もあります。実際、高齢化と共に骨粗鬆症は急増し、現在日本には1280万人の患者がいると推定されています。80歳を過ぎると2人に1人が骨粗鬆症という深刻な問題になっています。

 骨粗鬆症の予防のために積極的にカルシウムを摂取しても、ビタミンDが不足していてはカルシウムが骨に吸収されません。

 それだけではありません。最近の研究によって、ビタミンDには免疫力を高める作用やうつ予防、ダイエットに役立つなどさまざまなはたらきがあることがわかってきました。ですから、不足すると、がんにもなりやすい、うつ病にもなりやすい、感染症や自己免疫疾患にもかかりやすいというように、さまざまな問題を引き起こします。特に風邪をひきやすい人はビタミンDが不足している可能性が高いので、意識してビタミンDをとる必要があります。

 食品では、青魚や干しシイタケなどにビタミンDが多く含まれています。「そういえば、風邪を引きやすいかも」と気になる人は、これらの食品を積極的に摂るように心がけましょう。ビタミンD不足の背景には魚離れの影響もあるといわれています。肉ばかりでなく、魚もバランスよく食べることが大切です。

適量の飲酒は骨を守る?

 ちなみに、骨粗鬆症に対しては米国でこんな研究報告もあります。女性の場合、エストロゲンの低下とともに骨粗鬆症が進むことがわかっていますが、毎日適量の飲酒(ワイングラス1.5杯程度)をしている閉経後の女性40人の骨密度を測定し、その後2週間禁酒してもらったところ、骨代謝が活発になったことがわかりました。骨代謝は活発になりすぎると骨粗鬆症が進んでしまい、そのバランスが大事です。骨代謝には女性ホルモンが関わっているため、適量の飲酒が女性ホルモンの低下を補い、骨代謝のバランスを整えているのではないかと推測されています。「適量」とは、この研究ではワイン1.5杯、日本人では通常ワイン1杯程度です。お酒の飲み過ぎは骨粗鬆症を促進することがわかっていますのでグラス1杯まで! ご注意を。

青空を見上げて歩こう

 やはりビタミンD不足対策の基本は、日頃の食事と日光を浴びること。僕は、1日に15分は日光を浴びることをおすすめしています。実は、朝と昼間は自然の日光をしっかり浴びることは、ビタミンDの合成だけでなく、ブルーライトをしっかり浴びるという意味でも大切です。

 以前、この連載でもお伝えしたとおり、僕たちの健康は「昼間は活動し、夜は体を休めて眠る」というサーカディアンリズム(体内時計)によって保たれています。そして、朝の光を浴びて目覚め、夜、暗くなって光が入らなくなると休眠モードに入るというように、正常なリズムは目から入る光によってコントロールされています。

 最近、パソコンやスマホなどのLED液晶から放たれるブルーライトを夜まで浴びることによる悪影響は知られるようになってきました。しかし、朝と昼間のブルーライトをしっかり浴びることについては意外と置き去りにされています。いくら夜にブルーライトを浴びないように気をつけても、昼間のブルーライトが不足していては、体内時計のリズムを保つことはできないのです。

 だから僕自身は、昼間はできるだけ外に出て歩くようにしています。青空を見上げると気持も清々しく、ストレス解消にもきっと役立つでしょう。

 肌や目に対する紫外線の害については注意をした方がいいけれど、1日15分は日光を浴びることも大切です。自分のライフスタイルをチェックしてみましょう。(談=坪田 一男)
posted by 万福ダイエット at 21:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 夏バテと熱中症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

IARC 世界がんレポート2014を発行 治療によるがん対策の限界

IARC 世界がんレポート2014を発行 治療によるがん対策の限界

http://www.qlifepro.com/news/20140216/who-see-world-cancer-report-2014-edition-in-the-prevention-and-early-detection-to-save-the-world.html

予防、早期発見が重要性を強調

世界保健機関(WHO)の外部組織である国際がん研究機関(IARC:International Agency for Research on Cancer)は2月3日、世界がんレポート2014を発行した。2月4日の世界対がんデーを前に、40カ国以上、250人以上の科学者によってまとめられている。

治療費は年間1兆ドル超

2012年時点で年間約1,400万件の新規症例があり、今後20年の間に2,200万件まで増加する見通しだという。また、治療費は1兆ドルを超え、発展途上国はもちろんのこと、先進国においても経済的に大きな損失を与えている。

医療費を抑えるためには、予防が重要となる。例えば、B型肝炎やヒトパピローマウイルスなどへのワクチン接種は効果的だという。たばこの害を啓蒙すること、肥満を避けるようにすることで、そのリスクは大きく低減する。また、環境汚染が進む場所での労災を防ぐため、法的な対策も重要だとしている。

低予算かつ低技術でも行える早期発見手法の典型的な例としては、酢酸を用いた目視による子宮頸がん検診、冷却療法を用いた前立腺障害の治療がある。これらはすでにインドやコスタリカで効果を上げているという。

がん問題の解決は未だ難航

今回のレポートのレポート編集に携わったクリストファー・ワイルド博士は、「劇的ながん治療法の進歩にもかかわらず、未だ我々は、問題解決の糸口を見つけられていないことを示してる。世界規模のがん患者、そしてその治療費の増加に対処するため、予防と早期発見が必要不可欠である」としている。(渡辺亮)






posted by 万福ダイエット at 20:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 食物とがん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

肉食だと20年後にがんになる?!(大西睦子)

肉食だと20年後にがんになる?!(大西睦子)
http://www.huffingtonpost.jp/robust-health/20_2_b_4800989.html?utm_hp_ref=japan

投稿日: 2014年02月17日 15時50分

がんを予防するには、まず禁煙、お酒は控えて、野菜をたくさん食べて、運動をして・・・などという話はよく聞きます。でも、そうした日常生活の行動1つ1つが本当にどれだけ発がんと関係があるのかは、いまいち実感できないですよね。それを検証する研究が報告されました。今日の食事が未来のカラダを作っていくのは、やはり間違いなさそうです。

国際協力団体オックスファムがこのほど発表した「ヘルシーな食事」に関する世界ランキングで、日本は対象125カ国中、米国と並ぶ21位でした。ちなみに、1位はオランダ、2位はフランスとスイス、4位は同列でオーストリア、ベルギー、デンマーク、スウェーデンで、以下も上位は欧州勢がほぼ独占しています。

この調査では、食料が十分にあるか、手頃な価格か、品質はどうか、食事による健康効果などが評価項目となりました。米国の問題は、価格は安くても肥満と糖尿病が多い点でしたが、同じく21位の日本に関しては、食品の価格が高いことが特に問題となったようです。

でも、日本の食事は価格だけが問題なのでしょうか? 食事の欧米化と病気の関係は? 気になりますよね。

米国サンフランシスコにあるSunlight, Nutrition, and Health研究所のウィリアム•グラント博士は、食事や生活習慣とがん罹患率の関係についての調査結果を、雑誌『Nutrients」に報告しました。博士は、21種類のがんの罹患率データを持つ世界157カ国(うち87カ国は質の高い死亡データを有する)について、生態学的研究 ※1を行い、これまでの観察研究※2の報告と比較しました。具体的には、研究者間でがんの重要なリスク要因として一般認識されている、喫煙、飲酒、低栄養、運動不足、ビタミンD不足等について検討しています。

William B. Grant
A Multicountry Ecological Study of Cancer Incidence Rates in 2008 with Respect to Various Risk-Modifying Factors
Nutrients 2014, 6(1), 163-189; doi:10.3390/nu6010163

今回は、この結果を皆さんと共有しながら、食事の欧米化と健康に関して考え直してみたいと思います。


【使用データ】

博士はまず、以下の2つの基準に従って、この研究に参加する国を選びました。

1)1992〜1994年における、国際連合食糧農業機関(FAO)の食品供給についてのデータがある国。この理由は、がんリスクに対する食事の影響が現れるまでには、一般に10〜30年の時間差があるからです。
2)統計学的処理のため、1992〜1994年に10万人以上の人口がある国。

結果、計157カ国が両基準を満たしました。さらに、そのうち87カ国はWHOによる分類に基づく質の高い死亡データを有しました。

解析データとしては、世界保健機関(WHO)の外部組織である国際がん研究機関(IARC)の、2008年のがん罹患率データが用いられました。国連食糧農業機関の食物供給データは、1980年までさかのぼり、様々な期間のデータが使用されました。これも、国民の食生活の変化とがん罹患率の変化の間には、10〜30年の時間差があるためです。

さらにリスクに影響を及ぼす修飾因子として、アルコール消費量、動物性脂肪の消費量、動物性食品(肉、牛乳、魚、卵等)の消費量、穀物の消費量、国内総生産(GDP)※3、平均寿命※4、太陽からの紫外線-B(UV-B)※5の照射量とビタミンD※6の産生、甘味料の消費量が考慮されています。

喫煙の影響を示す指数として、たばこの消費量が入手できない国もあり、肺がん罹患率が用いられました。肺がん罹患率や肺がんによる死亡率は、生涯にわたる喫煙によるがんへの影響を統合的に示すもので、むしろ喫煙率より良い指標になるのです。太陽からの紫外線-B(UV-B)の照射量およびビタミンD産生は、緯度から計算されました。


【結果】

●動物性食品の摂取
最も相関が強かったのは、乳がん(女性)、子宮体がん、腎臓がん、卵巣がん、膵がん、前立腺がん、精巣がん、甲状腺がんおよび多発性骨髄腫でした。原因のひとつは、動物性食品は、「インスリン様成長因子1」(insulin-like growth factor 1、IGF-1)※7というホルモンの産生を介して、体の成長ならびに腫瘍の増殖を促進するためと考えられています。IGF-1に関しては、以前のコラムもご参照ください。

また、動物性食品の消費量とがんの罹患率の変化には、約15〜25年の時間差が認められました。グラント博士はこれを説明するにあたり、例として日本の食生活と体格の変化を取り上げています。昔の日本人は一般的に欧米人よりも身長が低かったのが、若い世代は欧米人と同じくらいの高さです。日本の伝統的な食事では動物性食品は総カロリーの10%程度でしたが、食生活の欧米化に伴って総カロリーの20%程度となりました。と同時に、日本でも、欧米に多い前立腺がんや大腸がん、乳がんの罹患率が、この20〜30年に大幅に増加していることを指摘しています。

●飲酒
大腸がんのリスクに関与していました。

●動物性脂肪の摂取
興味深いことに、喫煙のみならず、動物性脂肪の摂取が肺がんのリスクと関連していました。このことは、20〜30年前の研究で、日本と米国の喫煙率は類似していたのに肺がんの罹患率は米国のほうがはるかに高かったのと一致します。近年の日本で、喫煙率は低下しているのに肺がんの罹患率が増加している理由でもあります。

●甘味料の摂取
脳腫瘍(女性)、子宮体がん、膵臓がんおよび前立腺がんの罹患率に関与していました。

●緯度
UV-BとビタミンDが多くの種類のがんリスクを減らすことが、以前から報告されています。太陽光照射の少ない高緯度諸国ほど、膀胱がん、脳腫瘍、腎臓がん、および肺がん(女性)、悪性黒色腫およびホジキンリンパ腫の罹患率が高くなる傾向が認められました。一方、逆に緯度が低いほど、子宮頚がん、口唇がん、甲状腺がんの罹患率は増加しました。ただし、低緯度地帯では感染症や住環境、調理法の問題などがあり、高緯度地帯と条件が異なることも考慮すべきでしょう。

●国内総生産(GDP)
これまでにも、がんや糖尿病などの慢性疾患のリスク増加と、1人当たりGDPの相関は報告されています。GDPの高い国でがんの罹患率が高い理由は、運動不足、加工食品消費量が多い、平均寿命が長い(次項目)、多くの化学物質による汚染、感染症のリスク低下(相対的がんリスク上昇、長寿化)などで説明できます。

●平均寿命
乳癌や大腸癌などほとんどのがんの罹患率は、平均寿命に伴う増加が認められました。ただ、平均寿命との有意な相関が見られたのは、脳腫瘍と白血病、多発性骨髄腫の3つのがんの罹患率にとどまりました。理由は明らかではありません。

なお、世界保健機関(World Health Organization, WHO)は、がん死亡の約30%はその原因を以下の5つの問題行動に求められるとしています。

・高いBMI (Body Mass Indexボディマス指数)値※8
・果物や野菜の摂取不足
・運動不足
・喫煙
・飲酒

最も重大なのは喫煙で、がんによる死亡の22%、肺がんによる死亡の71%を占めています。

やはり日々の行動や食事を考え直して、心身とも健康的な生活を心がけたいですネ!


※1...生物や人間に関する事象について、研究用の特殊な環境設定の下でなく、自然界あるいは日常環境で生活している集団を対象とし、その環境や他の生物・集団との関係や比較などを中心に研究すること。

※2...疫学研究において、自然の状態の推移を観察して疾病等の原因となる因子などを解析する研究方法。⇔介入研究。

※3...一定期間内に国内で産み出された付加価値の総額。つまり、国内で一定期間(たとえば一年間)に生産された全ての最終財・サービスの総額。

※4...その年に生まれた子供(0歳児)の平均余命、あと何年生きられるかを計算上示したもの。年齢別の推計人口と死亡率のデータを使い、各年齢ごとの死亡率を割り出し、平均的に何歳までに寿命を迎えるかを出す。(厚生労働省による日本人の平均寿命は、ある程度以上の年齢のデータについては除外して計算している。少数の超高齢の人物のデータを算入すると、その生死によって寿命の統計が大きく影響を受けてしまうため)

※5...太陽光線の由来の紫外線のうち、波長が280-315nmのもの。0.5%が大気を通過する。肌の表皮層に作用するが、色素細胞がメラニンを生成し防御反応を取るために、日焼けを起こす。皮膚がん発現のリスクを伴う。

※6...脂溶性ビタミンの一種で、血中のカルシウム(Ca2+)濃度を高める作用がある。ビタミンDが欠乏すると、カルシウム、リンの吸収が進まないことによる骨のカルシウム沈着障害が発生し、くる病、骨軟化症、骨粗鬆症が引き起こされることがある。

※7...インスリンに多構造を持つ物質で、主に肝臓で成長ホルモン(GH)による刺激の結果分泌される。人体のほとんどの細胞、特に筋肉、骨、肝臓、腎臓、神経、皮膚及び肺の細胞に影響を及ぼし、インスリン様の効果に加え、細胞成長(特に神経細胞)と発達、細胞DNA合成を調節する。

※8...身長からみた体重の割合を示す体格指数で、「体重(kg)÷身長(m)の2乗」で求められる。ただ、WHOでは25以上を「overweight」、30以上を「obese(肥満)」としているのに対し、日本肥満学会ではBMI=22の場合を標準体重としており、25以上を肥満、18.5未満を低体重としている。




posted by 万福ダイエット at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 食物とがん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ウオツカが男性を若死にさせる!? ロシア研究

ウオツカが男性を若死にさせる!? ロシア研究
http://kenko100.jp/articles/140220002831/
2014年02月20日 10:30 公開

ロシアでは男性の若死にが問題となっており、55歳未満で死亡する割合は英国人男性の7%に対し、ロシア人男性では37%に上る(2005年調査)。その原因は何なのか? ロシアがん研究センターのDavid Zaridze教授らは、ロシア人男性15万人を調査した結果、ウオツカの飲み過ぎが若死にと関連していたと、1月31日発行の英医学誌「Lancet」(電子版)に報告した。

3都市に住む20万人を調査

 研究グループの一人、英オックスフォード大学医科学部のRichard Peto教授によると、過去30年間にわたるロシア人の死亡率は、アルコールの規制や体制の変化によって激しく変動してきた。例えば、ゴルバチョフ政権下では1985年の反アルコールキャンペーンによりアルコール消費量が約25%減少、それに伴い死亡率は急激に低下した。しかしその後、ソ連が崩壊するとアルコールの消費量が急増し、死亡率も急上昇したという。

 今回の研究は、1999〜2008年にロシア・シベリアの3都市バルナウル、ビイスク、トムスクに住む大人20万人を対し、ウオツカを含む飲酒量について質問した。ウオツカを飲む量は1週間当たりの500ミリリットル入りボトルの本数で換算し、
•少量(男性:ボトル1本未満、女性:ボトル4分の1本未満)
•中等量(男性:ボトル1〜3本未満、女性:ボトル4分の1〜1本未満)
•大量(男性:ボトル3本以上、女性:ボトル1本以上)

―に分類。2010年1月まで追跡調査した。

ウオツカを飲む量増えると死亡率も上昇

 その結果、病気にかかったことのない男性喫煙者5万7,361人のうち35〜54歳で死亡した割合は、少量グループで16%、中等量グループで20%、大量グループで35%と、ウオツカを飲む量が増えるごとに高まった。また、55〜74歳での死亡はそれぞれ50%、54%、64%と、こちらもウオツカを飲む量が増えるごとに高まっていた。

 以上のことから、Zaridze教授らは「ロシア人成人、特に男性において若年死亡リスクが高い要因は、ウオツカなどの強いアルコールであるとするこれまでのエビデンス(根拠となる研究結果)を支持するもの」と結論している。

酒類の価格引き上げを提案

 カナダ依存症・精神衛生センターのJurgen Rehm氏は、今回の研究に対する論評(電子版)で「ロシアでアルコールに関連した死亡率が高いのは、飲酒量だけでは説明できない。飲酒のパターンについても検討する必要がある」と指摘した。

 その上で、「ゴルバチョフ政権下や21世紀初頭のアルコール政策によって、ロシア人の飲酒量が減り、死亡率が低下した。しかし現在、ロシア人男性の寿命は64歳で、世界のワースト50カ国に位置づけている。より有効なアルコール・たばこ対策は緊急の課題だ」とし、具体策としてアルコール飲料の価格引き上げなどを提案している。




posted by 万福ダイエット at 20:42| Comment(0) | TrackBack(0) | アルコールの害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。