2015年10月29日

ソーセージ、ベーコンにたばこやアスベスト同様の発がんリスク=WHO専門機関

ソーセージ、ベーコンにたばこやアスベスト同様の発がんリスク=WHO専門機関
http://www.newsweekjapan.jp/stories/technology/2015/10/post-4037_1.php

ホットドッグ1本食べるごとに大腸がんの発症リスクが18%上昇
2015年10月28日(水)07時47分
 世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(IARC)は26日、ホットドッグ、ソーセージ、ベーコンなどの加工肉が大腸がんのリスクを高めるほか、赤身肉も同様のリスクがあるとのリポートを発表した。

 赤身肉の消費と膵臓および前立腺がんには因果関係があるとも指摘した。

 IARCは、加工肉は「人体にとって発がん性をもつ」とし、たばこやアスベスト同様、がんとの因果関係を示す「十分な根拠が」認められる「グループ1」に分類した。

 リポートによると、毎日摂取する場合、50グラムの加工肉(ホットドッグ1本、ベーコンスライス2枚に相当)を食べるごとに、大腸がんの発症リスクが18%上昇する。

 赤身肉は「恐らく発がん性がある」とされる「グループ2A」に分類。具体的には、牛肉、ラム肉、豚肉など哺乳類の肉には発がん性を示す「限定的な根拠」がみられると指摘した。ほかには除草剤成分の1つであるグリホサートなどが同じグループに分類されている。

 ただ、IARCは同じグループに分類された物質ごとの発がんリスクの高さを比較していないため、肉を食べることが喫煙と同様に危険だと指摘されたわけではない。

 リポートは、22人の専門家が今月、800の研究結果を分析したもの。

 IARCのカート・ストレイフ博士は声明で「個人においては加工肉の消費による発がんリスクは依然低い。しかし、肉の消費量に比例してリスクは上昇する」と述べた。

 オックスフォード大学のティム・キー教授は、医療界では長らく、赤身や加工肉と直腸・結腸ガンの間に因果関係がある可能性が指摘されてきたとし、文書で「ときどきベーコンサンドイッチを食べても大きな害はない。健康な食事は程度の問題だ」と述べた。

 リポートを受け、動物の権利擁護団体が菜食ダイエットのスターターキットを無料で配る一方、精肉業界からは肉は必要なたんぱく質やビタミン、ミネラルを提供しており、「リポートは常識を欠いている」などの批判が出ている。

 一部科学者や研究者はIARCリポートについて、健康のためにはこれらの肉類の消費を制限すべきとの長年の助言に、大きく付け加えられたものは何もないとの見方を示している。

[パリ/シカゴ 26日 ロイター]



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2015年10月27日

加工肉に発がん性あるとWHO

加工肉に発がん性あるとWHO
http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-34645057

2015年10月27日


世界保健機関(WHO)は26日、ベーコンやソーセージ、ハムなどの加工肉は発がん性があるという分類を発表した。




専門機関・国際がん研究機関(IARC)の報告は、加工肉を毎日食べた場合、50グラム(ベーコン2切れ以下)ごとに大腸がんにかかる確率が18%上昇するとしている。赤肉も「恐らく発がん性がある」が、限られた証拠しか得られていないという。

WHOは一方で、肉の摂取には健康上のメリットもあると認めている。




英国のがん研究機関「Cancer Research UK」はWHO報告について、赤肉や加工肉の摂取を一切止やめるのではなく量を減らせば十分で、ベーコン・サンドイッチをたまに食べるくらいはかまわないとしている。


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加工肉とは?

加工肉は賞味期限を延ばしたり味を変えるために加工されたもので、加工の主な手段は燻製(くんせい)、塩漬け、塩や保存料の追加などだ。

牛肉をひき肉にするだけでは「加工」したことにはならない。

加工肉にはベーコン、ソーセージ、ホットドッグ、サラミ、コーンビーフ、ビーフジャーキー、ハム、肉の缶詰、肉ベースのソースなどが含まれる。

報告によると、発がん性のリスクがあるのは、肉の加工に使われる化学物質だ。バーベキューなど高温度による調理も、発がん性物質を作り出すことがある。

英国では100人に約6人が一度は大腸がんにかかる。全員が終生、1日50グラム分のベーコンを追加摂取し続けた場合、大腸がんにかかる確率は18%上昇し、つまり発症リスクが100人中7人に上がるという。

リスク研究を専門とする英ケンブリッジ大学のサー・デイビッド・スピールゲルハルターは「つまり一生ずっとベーコンを食べ続ける100人の中で、大腸がんにかかる人が1人増えるわけだ」と説明する。

どれほどひどいのか

WHOの結論は、科学的知見を精査したIARCの諮問に基づくもので、がんの原因になるという意味で加工肉はアルコール、そしてプルトニウムと同類項に入れられたことになる。

ただし、加工肉がアルコールやプルトニウムと同じくらい危険だというわけではないし、ベーコン・サンドイッチの危険性はタバコと同じではない。

WHOのクルト・シュトライフ博士は「個々人が加工肉の摂取で大腸がんにかかるリスクはまだ少ないが、摂取する肉の量によってリスクも上がる」と説明した。

加工肉の過剰摂取が原因のがんによる年間死者数は推定3万4000人という。対して、喫煙由来のがんによる年間死者数は推定100万人。アルコール由来は同様に60万人という。

赤肉には栄養的なメリットもあり、鉄分や亜鉛、ビタミンB12の重要な供給源だ。

しかしWHOは、赤肉を毎日100グラム以上食べ続けると発がんリスクが17%上がるという証拠が、限定的ながら得られているという。

WHOは、今回の報告書発表は各国政府がバランスのとれた食生活の指針を国民に示すにあたって、重要なものだと位置付けている。
実害はそうはない?

「Cancer Research UK」のティム・キー・オックスフォード大教授はWHOの分類について「赤肉や加工肉を食べるのを一切止める必要があるというのではないが、たくさん食べる人は減らす方向で考えるといいかもしれない。ベーコンサンドをたまに食べてもたいした害はない。何事もほどほどにというのが、健康な食生活の基本だ」と話す。

またWHO報告にアドバイザーとしてかかわったインペリアル・コレッジ・ロンドンのテレーサ・ノラット博士は、大腸がん発症要因は様々で、「赤肉や加工肉をとる量を減らすべきだが、同時に果物や野菜由来の繊維質が豊富な食生活が必要だ。一生を通じて適切な体重を維持し、アルコール摂取を抑え、活発に運動するのが望ましい」とBBCニュースに話した。

業界団体の肉類諮問パネルは「赤肉を避けてもがん予防にはならない」として、むしろアルコールや喫煙、体重に注意する方が大事だと主張している。


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ソーセージなどの加工肉に発がん性、国連機関が発表

ソーセージなどの加工肉に発がん性、国連機関が発表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151027-00000017-jij_afp-int
AFP=時事 10月27日(火)11時42分配信

【AFP=時事】国連(UN)の国際がん研究機関(IARC)は26日、ソーセージやハムなどの加工肉が大腸がんの原因となると結論付けた調査結果を発表した。IARCは赤身の肉も「おそらく」がんを引き起こすとしており、急成長を続ける家畜業界に打撃を与える可能性がある。

赤肉食べると若死にするリスク高まる、米研究

 国際がん研究機関は、世界中の800件の研究を精査した結果、「人体において、加工肉の摂取が大腸がんを引き起こすことを示す十分な証拠」が得られたとした上で、この調査結果は加工肉を主とした「肉の摂取量制限の推奨」を裏付けるものだとしている。

 加工肉には、塩漬け肉、発酵肉、燻製肉などが含まれ、例えば、ソーセージ、コーンビーフ、ビーフジャーキーなどの切り干し肉、缶詰肉、肉をベースにしたソースなどが相当する。

 IARCによれば、毎日50グラムの肉を食べると、大腸がんの発症率は18%高くなる。IARCは、加工肉の摂取による大腸がんの発症リスクは統計学上低いものの、「肉の摂取量に従って増大する」と指摘している。

 加工していない赤身肉(牛肉、豚肉、羊肉、馬肉、ヤギ肉など)の場合は、大腸がんの発症リスクを示す「強い」証拠があるが、既に確認されている発がん性物質(たばこの煙やアスベスト、そして今回加えられた加工肉など)ほどの確証性はないとしている。

 IARCは、世界のがん死亡患者のうち年間約3万4000人が加工肉の多い食生活が原因でがんを発症したとする研究結果を紹介している。一方、年間のがん死亡患者のうち、喫煙が原因とみられるのは100万人、アルコール摂取は60万人、大気汚染は20万人で、これらに比べると肉の摂取が原因のがんは少ないと指摘している。

 IARCは、健康に安全な食肉摂取量がどのくらいであるかを示すデータはないとしている。また、加工肉が発がんリスクを高める仕組みは完全に解明されていないが、加工や調理の過程で生じる化学物質が何らかの影響を及ぼしている可能性もあるとしている。

 IARCの発表を受け、北米食肉協会(NAMI)が「特定の結果を出すためにデータを歪曲した」と批判するなど、食肉生産業者は反発。また、栄養学の専門家らは、肉は鉄分や亜鉛の重要な供給源であり、肉の「過剰摂取」に該当する人々は非常に少ないと指摘するなど、発表された内容の解釈に注意を促している。【翻訳編集】 AFPBB News



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ソーセージなど加工肉に発がん性=WHO

ソーセージなど加工肉に発がん性=WHO
http://jp.wsj.com/articles/SB10631682899670053547704581318182135936612

By
KELSEY GEE and SHIRLEY S. WANG

2015 年 10 月 27 日 10:34 JST

 ベーコンやソーセージなどの加工肉と赤身肉を食べることでがんを発病する可能性があるとの研究結果を26日、世界保健機関(WHO)の専門組織が発表した。食肉業界は研究結果について、科学的調査が不十分だとして反発している。

 この研究結果をまとめたのは、WHOの専門組織である国際がん研究機関(IARC)で、10カ国から22人の研究者が参加した。同研究はサラミやベーコンに発がん性があるとし、その危険性を喫煙やディーゼルエンジンの排ガスと同水準だと認定している。

 また、ステーキやローストビーフなどの赤身肉についてもがんを発病させる可能性があると考えられ、その危険性は広く使用されている除草剤のグリフォセートと同レベルとした。

 IARCは発がん性物質の評価機関として定評がある。今回の研究結果は、食肉の多量摂取と大腸がんの発現の関連性を裏付ける強い証拠が発見された多数の実験を根拠としている。大腸がんは世界で3番目に頻度の高いがんとなっている。

 研究結果はがん分野の医学誌「ランセット・オンコロジー」に掲載された。その中でIARCは「今回の研究は収集した大量のデータに基づいており、それによると広範な人種にわたり加工肉の摂取と大腸がんの一貫した関連性が認められる。何らかの偶然や偏り、あるいはデータの乱れがこの関連の原因とは言い難い。この結果、調査に携わったワーキンググループの大半の研究者が、加工肉摂取に発がん性があるという十分な証拠が存在するとの結論に達した」としている。

 また、研究では加工肉の場合は大腸がんと胃がんとの関連性が確認され、赤身肉の場合はやや低い関連性ながら大腸、すい臓、前立腺の各がんの発病が確認されたとしている。

 今回の研究は800本を超える論文を精査し、幅広い人種を長期間にわたった調査を考慮した。その中には、たとえ少量であっても毎日食べた場合はある種のがんの発現リスクが高まることを示唆する研究も紹介されている。例えば、10本の論文からなる1グループを分析した結果では、毎日100グラムの赤身肉を食べると大腸がんのリスクが17%高まり、加工肉を毎日50グラム摂取すると18%高まるとした。

 ただ、赤身肉とがんの関連性は一般的な明確さに欠けていたとしている。「いくつかの高い品質の論文では明確な関連が確認されなかった」とし、喫煙や運動など他のライフスタイル要因と区別するのが困難だったと今回の研究者らは記している。この結果、赤身肉とがんとの連関性は限定的だと結論付けている。

 今回のIARC論文の発表以前にも同様の研究結果は発表されている。世界がん研究基金(WCRC)は2011年、加工肉も赤身肉もその摂取が大腸がんの発生リスクを高める有力な証拠があると結論付け、1週間に計500グラム以上の牛、豚、羊肉を食べないよう勧告している。また、同基金はハムやサラミの加工肉製品もできるだけ減らすよう勧告した。

 今回のIARC研究に関与していないニューヨーク大学の栄養・食品・公衆衛生学のマリオン・ネッスル教授は「がんとの関連を裏付ける研究が増えている」と指摘、「気候変動への影響など牛肉摂取を少なくする理由は多くあるようだが、がんはもっと個人的な心配を高める要因だ」と述べた。

 ただ、食肉業界からはすでに批判が出ている。食肉加工会社などで構成するロビー団体の北米食肉協会(NAMI)は論文掲載に先立つ23日、今回のIARCの結論は「常識を無視し、肉食とがんの関連性を否定する数十の研究を無視し、肉を含むバランスのとれた食事による多くの健康への利点を示した他の研究結果を否定するものだ」との声明を出した。

 また、NAMIの科学担当副会長のベッツィー・ボレン氏は「今回の研究者の多くは古く、根拠の薄い、客観性に欠ける摂取データにもかかわらず、最初から特定の結論を狙っていた」と指摘し、「データの改ざんだ」と批判する声明を出した。




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ソーセージやベーコンは大腸ガンになるリスク WHO調査結果発表

ソーセージやベーコンは大腸ガンになるリスク WHO調査結果発表
http://www.sankei.com/life/news/151027/lif1510270003-n1.html

 世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(IARC、本部フランス・リヨン)は26日、ソーセージやベーコンなどの加工肉について「発がん性が十分認められ、大腸がんになるリスクがある」との調査結果を発表した。赤身肉についても発がん性の恐れがあると指摘した。

 欧米メディアによると、発がん性につながる物質が加工段階で生成されるという。欧米に比べると日本人の肉類の消費量は少なく、「日本人の一般的な消費レベルなら大腸がんリスクにはならない」との研究結果もある。

 IARCによる発がん性の評価は5段階で、加工肉は喫煙やアスベストなどと同じく最も高いレベル。毎日50グラムの加工肉を消費すれば、大腸がんのリスクが18%増加すると結論付けた。

 IARCの専門家は声明で「消費量によってがんが発生するリスクが高まる」と指摘、消費者に食べ過ぎないよう警告した。(共同)



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